南側境界に斜立気味に立つイヌシデ(Y71)を剪定する。胸高直径45㎝、樹高20mの樹冠を形成する大木である。前々回の剪定は約2年前(写真)。梢の雰囲気が良いのと、まだ十分に樹冠のボリュームが足らなかったので、弱めにおこなった。今年の春にも剪定をし、切り口から樹液が溢れ出た(イヌシデ剪定、遅かったのか)。今回は春の剪定と同じ位置の二股の位置がターゲットだ。

リギングの構成プラン
枝は大きく4mくらい張り出している。そのまま根元を切れば、駐車場に落下する。そこで、ロープの端を、竿を使ってなるべく遠くにランニングボーラインという方法で括り付けることにした。上方の枝又を経由して、手元の主幹にカラビナを介して結び、地面にロープを垂らした。切断は上の写真のほぼ中央、常緑の葉に隠れているがその部分をカットする。この判断はいつも悩ましい。切った後、梢が上になるように垂らしたいのだが、幹の重量が足らないと、梢が下に下がり、カーポートの屋根などに落ちる可能性がある。

枝の太さと葉の量などから重量を想定する。どちらの枝もそれぞれ20㎏~25㎏位としたい。30㎏を超えると滑車を使いフォルスクロッチとするなど構成を変えなければならないからだ。今回は、樹皮が比較的なめらかなので、滑車を使わず枝又を通すだけとした。なお、剪定は手鋸で行い、左右からスナップカットで慎重に切断するようにした。

結果と反省
2本の枝は、何とかうまく切り離すことができた。その意味では成功。重量の見当は、予想より軽めだった。反省点は、ランニングエンド側の主幹に取り付ける部分は、ローリーという道具を使うべきだった。切りながらロープを引き、梢を上に向くようにコントロールしたかったが、カラビナとは、バタフライノットで結んでいたため、テンションをかけることができなかった。道具次第でずっと楽にできたはずだ。
