ようやく落葉の時

針葉樹の落葉  11/23急にサワラの葉が落ち始めた。落葉は広葉樹だけの特権ではない。常緑の針葉樹にもやってくる。なかでもヒノキ科、サワラの葉は柔らかく優しい。途中の枝葉にあまり引っ掛からずサラサラと…

森の資源を利用する(つづき)

両端の受けを作った  前回からの続き。丸太を半分に割り、孔を開け、すぐに杖を立ててみたくなり、折りたたみ小椅子に仮置きした。 端部をどうすべきか。半割の丸太は転がらないようにしたい。だからと言って丸太…

キノコの季節—山はキノコに溢れていいる

9月4日。迷走台風が去ったころ、山を巡回しているといろいろなきのこが山に生えてきた。名前がよくわからず同定できているかわからないが、いくつか紹介していきたいと思う。上の写真はノウタケ。美味しそうなパン…

鷹が人に慣れてきたのかもしれない

鷹の写真 鷹の写真を撮ることができた。手持ちのカメラではこの解像度が精一杯。直線距離は20m弱といったところ。背面は茶色、足元は白く、頭もやや白っぽい。大きさはカラス位なので、多分サシバだと思う。この…

鷹とカラス

7月のある朝、鷹の羽を見つけた。その数日前から、鷹らしきものが、天神山にやって来ていると聞いていた。2022年、2023年と見かけていなかったので3年ぶりだ。連日姿を見るようになったのは8月に入ってか…

今年は昆虫が少ない

 こんなに虫が少なかったかなというほど、今年は虫を見ない。蚊にもあまり刺されない。街では蚊が多いそうだが森は違う。虫が少ないと花粉の運び手がいなくなり、果実も少な目。去年と違いウメはほとんどならなかっ…

例年にない照葉の落葉

この春、しきりに大風が吹いた。そして今でも毎日のシラカシの葉が落ちてくる。芽吹きの準備が整ったからだろうと見ているが、他の理由もあるのかもしれない。 ところが、場所によって葉の落ち方が違う。風道と言っ…

森のミクロ

カメラのアクセサリー、フラッシュディフューザーを買った。森の細かい部分が見えるので、今回はそれを紹介。まずは幹肌から。 幹肌 ヤブツバキの幹肌。スベスベしているが細部に凹凸がある。濡れたら水が流れやす…

芽吹きの季節

寒かった3月が終盤になって、一気に暖かくなってきた。いつもの年ならソメイヨシノも散っている頃だか、東京の開花は3月29日。ここ10年でもっとも遅い。 菜の花は既に満開で、開花や芽吹きに変調あり。ここで…

秋になった

酷暑で我が身もやられて、久しぶりの投稿になった。この夏はあり得ないくらい暑かったが、夏のあいだは、鳥も虫も活動が鈍く、蝉さえも少なかったような気がする。夏枯れで活動を諦めていた植物も、9月に入り再び枝…