緑萌ゆる季節

クヌギの芽吹と花枝

ソメイヨシノに目を奪われている間に、落葉樹の芽吹が始まり、地味な花もあちこち咲いている。スギやヒノキも同様。でも花と思っていない人が多いかも。

ヤマグワの花枝

上はヤマグワの花。サクラより期間が長く、かれこれ2週間位咲いている。

3月のヤマグワ

花とともに、昆虫も活動が活発になってきた。昨年は、昆虫の動き出しが悪く、7月頃まで虫が少なかったが、今年はどうやらタイミングよく這い出しているようだ。

ヨモギエダシャク、幼虫はシャクトリムシ

地味だから綺麗な花も咲く。もう散ってしまったがシキミの花は可憐。

シキミの花
中央がシキミ。樹高8m

多くの花は高さ5m以上のところにあり、下に落ちたたくさんの花弁見て、咲いていると気付く。

あまり知られてないが、常緑樹でもクスノキは今頃落葉する。正確には、成木は落葉し、若木は落葉しない。若木の芽吹は大きいく生命の息吹を感じる。それが下の写真。

自然共生サイト管理人。樹木医。松戸市在住。羽黒派修験道 山伏先達。

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