
中央上部の樹冠の葉の色が変色し、茶色になっている。この木は、天神山で樹高が最大のシラカシである。胸高直径(DBH)も70cmある。おそらく今年の新葉が変色したようだ。
原因はいくつか考えられる。まず、カシノナガキクイムシ。コナラへの穿孔がこの辺りでは多いが、シラカシにも穿孔する。ただ、弱ってもないシラカシの梢先を枯らすのかという疑問がある。現地で確認する必要がある。次は塩害。6月2日-3日に台風が近くを通ったのでその影響があったのか。あとは、自主的な落葉。先端部は緑で十分な葉があるので、風に耐えられるように落葉した、あるいは、30mの高さに水を吸上げ続けるのは負担が大きいため落葉させた…なんでことがあるかもしれない。

翌日、確認に見に行ったが、全く穿孔の気配はない。カシノナガキクイムシの穿孔ではなかった。同期の樹木医のコメントによれば、「我孫子のデータ見ると、6/2-6/3の台風の風雨は南南西7-8mがつづき、夜半に北西に回って終わったようです。」とのこと。塩分を多く含んだ風雨を受けた可能性は否定できない。これからも、観察を継続していこう。
