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林縁にほど近い高さ6-7mくらいのところに、何度も屈曲しながら、水平に張り出している枝があった。幹から伸びた枝が互いに絡み合い、身動きがら取れない状態を作っていた。今回は、主幹から4mくらい離れた位置にロープを括り付け、主幹上方にある滑車を通じて根元側で引くことで枝を吊り上げながら幹に寄せつつカットすることにした。
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ロープを、引くのにレバーホイストを使用した。滑車に対し、鈍角になっていたので、主幹ら1.5mくらい離れた位置に刃で切れ目をつくり、ロープを引きながら枝を折りつつ枝先を持ち上げた。バキンという大きな音とともに急にテンションが弱まり幹近くに引き寄せられた。
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シラカシは、真っ直ぐに勢いよく伸びるイメージだが、今回の枝は高さ6mくらいから、あちこちに方向を向けながら枝を伸ばしていた。ブナ科の芽は沢山まとまってどの方向にも伸びられるようになっている。光の入る位置が、度々変わり複雑な伸び方をしたのだろう。森でははるか上方でも色々なことが起きている。
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