
スダジイの実が落ちる季節がやってきた。林縁は緑地の顔である。だから、美しくなければならない。だが、以前は、天神山に隣接するマンションでは、季節に関係なく、越境した枝を強引にカットしていた。そのせいで、結構な高木のシラカシは根元から枯れ、イヌシデは、大枝が枯れ下がる始末だった。
根元から枯れた枝の除去(しなとのブログ)

今は、連絡を、取りながら剪定をするので、美しい林縁を作れる可能性が出てきた。この場所は樹木に多様性があり、2メートル四方に、イヌシデの大木を囲むように、スダジイ、エノキ、ヒサカキ、タブノキ、ネズミモチ、ヤブツバキなどがひしめいている。写真のスダジイ(Y70)は、ズタズタにスタブカットされ、のちに、伸びた枝が葉を繁らせ光を塞ぐようになっていた。ここを明るくすることで雰囲気は、ガラリと変わるだろう。美しさへの第一歩だ。