樹木医仲間に刺激され、早速、森の中で調べやすい場所にある土を検土杖という土壌調査器具を使って確認した。調べた理由は、土の色。みなそれぞれ、イメージしている土のいろがちがっていたようで、情報提供する気になった。
写真の土は、赤っぽいが実際の色は違っている。色を見分けるのは、マンセル標準土色帖というのを使い、丁寧に判断する。
調査は色以外にも、土性、水湿状況、構造などを調べる。
調べてみて意外なことがわかった。すっかり森の中と思っていた所も、攪乱土壌であった。つまり、自然に土が作られていった土ではなく、掘ったり、盛ったり土をいじっていた。調べることには意味がある。