コウヤマキ(コウヤマキ科)ID393,tag_P71

一本しかないコウヤマキ

コウヤマキは、もちろんこの辺に自生していません。祖父が植木として持ち込みましたが、今では10メートルを超え、威厳のある姿をしています。針葉樹の中でも特別な雰囲気を持っていると思います。いつも緑で他を寄せつけない感じでありながら、一方で柔らかな包容力があるような気がします。

葉は長く、柔らかい

何よりも印象に残っているのは匂いです。強い雨が降った時は、樹幹流といって樹皮を水が伝い、とてもいい香りを放ちます。甘くて品のある匂いです。樹皮は見た目荒々しそうですが、触ると柔らかい。

起伏のある樹皮

以前、このコウヤマキの枝にヘビがとぐろを巻いていたことがありました。ある人に言わせれば、ヘビは、マキの木に登って脱皮をするのだそうです。私はコウヤマキがとても好きです。

以下のブログも参照ください。