ようやく落葉の時

針葉樹の落葉  11/23急にサワラの葉が落ち始めた。落葉は広葉樹だけの特権ではない。常緑の針葉樹にもやってくる。なかでもヒノキ科、サワラの葉は柔らかく優しい。途中の枝葉にあまり引っ掛からずサラサラと…

森の資源を利用する(つづき)

両端の受けを作った  前回からの続き。丸太を半分に割り、孔を開け、すぐに杖を立ててみたくなり、折りたたみ小椅子に仮置きした。 端部をどうすべきか。半割の丸太は転がらないようにしたい。だからと言って丸太…

森の資源を利用する

ようやく使い道を見つけた  天神山の木をまるごと伐採することは滅多にないが、斜立しツバキが絡んでいたので、思い切って伐ったのが写真のサワラ。伐採したものの、材の使い道をずっと考え続け、乾燥すること3年…

枯死木の大枝落下

音はすれども姿は見えず  少し前の話になるが、気になっていた大枝が落下した。大径木のコナラが枯れて1年数カ月。折れた場所は頭上はるか上、12mくらいか。写真を撮った前の日の夜、誰もいないし、何もしてい…

キノコの季節—山はキノコに溢れていいる

9月4日。迷走台風が去ったころ、山を巡回しているといろいろなきのこが山に生えてきた。名前がよくわからず同定できているかわからないが、いくつか紹介していきたいと思う。上の写真はノウタケ。美味しそうなパン…

鷹が人に慣れてきたのかもしれない

鷹の写真 鷹の写真を撮ることができた。手持ちのカメラではこの解像度が精一杯。直線距離は20m弱といったところ。背面は茶色、足元は白く、頭もやや白っぽい。大きさはカラス位なので、多分サシバだと思う。この…

鷹とカラス

7月のある朝、鷹の羽を見つけた。その数日前から、鷹らしきものが、天神山にやって来ていると聞いていた。2022年、2023年と見かけていなかったので3年ぶりだ。連日姿を見るようになったのは8月に入ってか…

子供から大人まで

 人の話ではない。木の話。森ではほぼ、生まれたばかりの実生から、幼木、若木、成木と様々な樹木の顔を同時に見ることができる。今回は、クスノキを例にとり、順に紹介していく。ここ、天神山ではクスノキ(Cin…

今年は昆虫が少ない

 こんなに虫が少なかったかなというほど、今年は虫を見ない。蚊にもあまり刺されない。街では蚊が多いそうだが森は違う。虫が少ないと花粉の運び手がいなくなり、果実も少な目。去年と違いウメはほとんどならなかっ…